自分的・好き好きランキングを上げています。
横溝正史さんの作品好き好きランキング
◆横溝正史さんといえば金田一耕助。子どもの頃から大好きな作家さんです。 どの作品も大好きなのですが、中でも一番好きなのは『仮面舞踏会』。 私は観ていないのですが、TVドラマにもなっているんですね。 ヒロインの最後の告白が痛々しくて痛々しくて痛々しくて泣いてしまいました。 ◆次に好きなのは『悪魔の手毬唄』。 何が怖いって手毬唄が怖い。 わらべ歌とか子守唄とか童謡とかって、よく考えると怖い歌詞が多いですが、この歌が一番怖い気がします。 まぁ創作なんだそうですが。 見立て殺人のシーンがリアル。この方の文章は、情景がヴィジョンとして浮かびやすいんですね。 毒々しくて陰惨なのに、どこか耽美で美しい。 ◆『八つ墓村』も怖かったなぁ〜。 映画になっていますが、アレも映像が暗くてメッチャ怖かった。 ってゆーか、設定自体がメッチャ怖い。 ◆『女王蜂』。 コレも好き。 ヒロインが悪女じゃないのが好印象。 ◆『蔵の中』。 読んでいて目が眩みそうになるくらい暗くて耽美です。 今の人が読むと『厨二』とか言われちゃうのかな? ああ好き過ぎて枚挙に暇がない……。 |