『夢で会えたら』の続編です。

誰でも一度は思いつく『ちゅう』ネタ。

現在、ニアがマイブーム。

書いてて笑っちゃうけど、楽しいの。


虎日記

 




 このごろ、バニーの家に泊まると、寝る前に『お休みのキス』をされる。でもメチャメチャ濃厚なヤツだ。

 先日、バニーの家で酒を呑んでいて、いい感じに眠くなり、うとうとしているときに、すごく上手なキスをされて目が醒めた。

 ビックリした俺に、ヤツは「あなたが、ねだったんじゃないですか」と言ったのだ。

 しかも、それは、ずっと以前に言われたことで、それ以来、彼の家に泊まった日には、毎回そうしていたとも。

 ええええ俺? おれなの?

 ……とは思ったが、なにしろ酔いつぶれたり寝ぼけたり酔いつぶれたり酔いつぶれたりすると記憶が飛ぶのは、よくあることなので、ヤツの言うとおりなんだろうと思う。

 それからも、彼の家に泊まると、ふつうに『お休みのキス』をしてくる。でも、やっぱり『お休み』レベルじゃないキスだ。

 彼のキスは、やさしくて甘くて、いい匂いがして、お肌なんかもスベスベで、碧の瞳に吸い込まれそうだなぁとか思いながら、気持ちよさにウットリしてしまう。

 こないだなんか、ついうっかり腕を回して彼の背中を抱きしめてしまったら、ものすごい勢いで抱きしめ返され、たいへんヤバイ雰囲気になってしまった。あやうく新世界への扉が開いてしまうところだった。

 いやなら拒めばいいと思うのだが、いかんせん嫌じゃなかったりする。

 なんか、こう、学生時代の恋愛みたいなドキドキ感があって、くすぐったくて、しょうがない。それが快感、みたいな。

 今日もバニーが、終業間際に、輝くような全開の笑顔で「うちに寄りますか」と訊いてくる。

 どうなる? おれ。


 

 

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