◆この星の人は萌え出る若木の性質を持っています。外見も内面も若々しく、性質は陽気で勇気があり、賑やかな事を好みます。芸術に対するセンスも持っています。難を言えば、やや軽はずみに行動しがちなところがあること。行動が身軽で声も大きく、何事も人に先んじて成そうとするので、どこにいても何をやっても非常に目立ち、華やかな脚光も浴びますが、反面、出しゃばりと取られる事も少なくありません。

◆なかなか一ヶ所に落ち着かず、たとえ落ち着いたとしても、手隙になれば、すぐにもその場を離れ、ここかしこと歩き回っては、他の事に口を出して、周囲の人にうるさがられたりもします。

◆九星中、一番の癇癪（かんしゃく）持ちです。些細な事にも、ただちに怒り罵（ののし）ります。けれど心が和むのも早く、カッときやすい割には親切です。一晩眠ると喧嘩した事を忘れて親しげに挨拶してきたりします。この星の人に親しい友人が多いのは、その無邪気さと純粋さが愛されるからなのです。

◆外見は強そうに見えますが、内心は弱く、比較的、臆病な方です。けれど、ひどく負けず嫌いで、負け惜しみも強いので、たとえば自分の非を覚り、反省や後悔をしたとしても、なかなか素直に謝る事ができません。つまり、いつまでたっても、大人になっても、心の中は三歳の駄々っ子のままなのです。とにかく、いったん口に出した事は、利害に関わらず押し通そうとするところがあります。ただし移り気で飽きっぽいため、取りかかるのも早いけれど、飽きるのも、また早い。いわゆる熱しやすくて冷めやすいタイプ。そのため長期の企画や、計画が必要な仕事には向きません。

◆悪意ではないのですが、この星の人は、少し嘘つきなところがあります。その場その場の思いつきや、瞬間的な心の動きで、自分の体裁をよく見せようとするのです。悪意がないぶん底も浅く、すぐにバレてしまうので、後で恨まれたり憎まれたりする事もあるようです。また三碧さんの中には、金銭感覚が緩い人もいて、自分の収入以上に気前よく他人に奢ってしまったりする人がいます。運がいいので本人は何とかなるのですが、周囲の人が迷惑を被ったりします。

◆厳冬をしのいだ草木の根や葉が、新しい芽を出し、のびのびと若枝を伸ばしていく。この星の人は、早くから世に出て、賑やかで華やかな人生を歩みます。ですが、そのぶん運気は早く尽き、また自分の子供が当てにならず、晩年は困窮する事が多いようです。軽率さと癇癪を抑えて、正直、親切を心がければ、元来は人に愛されやすい性質の持ち主なので、大いに天運を開拓し、幸福な生涯を送る事ができるでしょう。なお、この星の人は、感受性が鋭く、霊感が強い人が多くいます。言霊（ことだま）の才があり、口に出した事が実現しやすいので、不満や不幸や不足を口にせずに、願望や希望をたびたび口に出すのが幸運の鍵です。

◆睡眠不足は運気を損ないます。眠る事で運気を上げる星なのです。ちょっとずつでいいので、たくさん眠ってください。

◆この年度の三碧木星さんは、坎宮（かんきゅう・北）に座しています。

◆坎宮は『逆境』『苦難』『悩み』の宮。季節でいうなら厳寒の季節で、発育しようとする勢いをいっさい抑えられ、伸びる機会を掴む事ができません。いわば『病気の宮』であり『貧窮の宮』であり『色難の宮』なのです。ゆえに、この宮に生まれ星が入った年は、病気になったり、会社などが倒産したり、恋愛問題、夫婦問題のトラブルが生じたりしやすくなります。本来は裕福な人でも資産の減少を見るおそれがあり、また本人だけでなく家族に病人が出るおそれもあります。

◆『坎』には『貧』という象意があるので、経済的にも困難が生じたり、盗難や詐欺に遭ったり、社会的信用が低下してきたりするような事もあるでしょう。家督相続など、自分の権利に対する心配事もありそう。とはいえ悪い事ばかりでもありません。弱ったあなたを支えたいと思ってくれるような人との出会いがあったり、結婚や出産などのお祝い事に恵まれやすくなったりもします。

◆この年度の三碧木星さんは、一白水星さんっぽくなっています。一白水星はナイーブでデリケート。『ガラスのハート』の持ち主。表面上は気丈そうに見せても、本当は繊細で、九星中いちばん迷い悩む星です。その影響を受けるため、いつもは元気いっぱい、好奇心いっぱいのチャレンジャーである三碧さんでも、何かと深刻に迷い悩んだりします。また不調が続くと、いつもの先読みの勘が吹っ飛んで、ついつい形勢の一発逆転を狙って大きな勝負に出たりすることも。ですが､この時期は何をやっても裏目に出やすく、滞りやすく、焦れば焦るほど窮地に立たされてしまいます。ここしばらくは万事控え目にして吉。新しい事や大きな事は見送り、現状維持を心がけてください。誠意を込めて事に当たり、小さな成功を積み上げるのがオススメです。どうしても起業、移転などをしたい場合は、吉方位に動くようにしてください。

◆体調が崩れやすい時期でもあります。「おや？」と思ったらムリをせず、早めに養生するか検査を受けてください。冷え性に注意。

◆今月の三碧木星さんは坤宮（こんきゅう・南西）に座しています。

◆急に忙しくなってくる月です。運気的にも少し上昇して、ちょっと明るさが見えてきます。とはいえ調子に乗って油断や楽観をすると、何事も結末が上手くまとまりません。三碧さんは瞬発力やフットワークの軽さは持っているのですが、持続力がないので、結末の手前で体力が尽きて、ついツメが甘くなってしまうのです。また住所、業務を軽率に変更すると、後で後悔する結果にもなります。親戚や友人の世話ごとをして、なぜか後日に、かえって恨まれたりもするでしょう。

今月のキーワードは『情けは人のためならず』。

人の良さで損害を被ったと感じるかもしれませんが、ずるい考えは、けっきょくは自分の得になりません。いっときは損に思えるようでも、正直、親切を心がけ、地道な努力を続け、周囲に誠意を尽くせば、すべての運気が好転するでしょう。持続力のないところは、途中途中で休憩や睡眠を挟み、こまめに体力の回復を心がければカバーできます。

【ラッキーアイテム】　お箸、右手につけるアクセサリー

【仕事運】仕事よりも、遊びに重心が傾いているようです。ストレス解消に、たまには息抜きも必要ですが、あまりにも度重なると、仕事に差し支えるおそれもあります。健康にも障りそう。あなたは遊び疲れを隠しているつもりでも、周囲にはバレバレで、けっして喜ばれているわけではありません。居心地が悪くなって、職場を変えようとしても、こんなご時世では、そうそう良い職場があるわけでもありません。うっかり動くと、後悔にする事になりそう。今月は、ちょっとだけ大人しく、地味にいくのが良さそうです。

【金運】臨時収入がありそう。水商売に従事している人なら、特に金運が良い時です。使ったお金が大きくなって戻ってきます。

【試験運】運勢的には吉ですが、もっと身を入れて勉強しないと、合格は難しそう。身を引き締めて、立ち向かってください。

【恋愛運】あなたには、もともとプレイガール（またはドンファン）の素質があります。とはいえ本命の相手に対しても他の大勢と同じ態度を取ったり、本命を蔑ろ（ないがしろ）にして他の人と遊んでいたりすると、結局は本命からも、遊び相手に格下げされてしまいそう。裏切った期待は、同じ大きさで返されます。失いたくない相手がいる人は、くれぐれも夜遊びを控え目にしておいてください。

フリーの人は、つい夜のお仕事の人や、ナイトスポットで出会った人をターゲットにしがち。中には真面目な人もいるでしょうが、簡単に手に入る恋に、真実の恋は期待できません。少し落ち着いて、周囲をよく見渡せば、真面目に人生を語り合える相手が、案外と傍にいそうです。

【旅行運】旅行運自体は悪くないのですが、今月は吉方位がありません。それに、何より今は『新型コロナウイルスによる感染症』が問題になっていますので、旅行自体オススメできません。この時期、ご自分と、身近な人たちの命を守る行動が求められています。明けない夜はありません。今しばらくは、お気をつけて、お過ごしくださいね。

※青文字の方位：2020年度（2020年2月4日18:03から）の大凶方位

※今年度の大吉方位月：3月、12月

【四月四日(16：38)から五月五日(09：51)までの吉方位】

なし

【2020年度の大吉方位日】

3月7日、3月16日、3月25日、4月3日
（東北、南西）

12月13日、12月22日、12月31日
（東北、南西）

◆◆大吉方位日とは…◆◆
普段の三倍、運を取れる特別な日です。良い方位なら幸運が、悪い方位なら不運が、いつもより多く取れてしまいます。旅行や引っ越しは、ぜひ吉方へ。

＊＊＊方位を調べるのにオススメのサイト

諸説ありますので、コレが絶対…とは言えませんが、私の使う流派では、

方位線

偏角を考慮

長さ自動

　

のチェックボックスにチェックを入れて、

◆方位線の種類を『気学30/60°』

に変更して使っています。

ご参考に、ぜひぜひ〜。