◆他の象星を統べる帝王の星です。多くの人の頭（かしら）となる徳をそなえています。

◆心は大らかで慈悲心が深く、情も篤く、信望もあり、運気は至って強大です。けれど反面、気位が高すぎて、自分の力を過信するあまりに、人を見下してしまう傾向があります。何よりも、まず先に自分の都合を通してしまうのです。中には星の持つ徳に位（くらい）負けをし、ガンコでヘンクツな気質そのままに、国法に触れる事すら厭わない人もいるようです。

◆へんくつ屋さんが多く、他人には気難しい人だと思われがちなのも、この星の人の特徴です。何事も、駆け引きが多く、押しや影響力も強く、他を押し退けてでも、あくまで自分の意見を押し通そうとするところがあるため、周囲から恨みを買ってしまう事も少なくありません。

◆責任感があり、人から援助を求められると尽力を惜しまないというお人よしな面もあります。心根が、とてもやさしいので、人望は得られるでしょう。いわゆる世話好きで、ボランティア精神も強く、他人の事で迷惑や苦労を受ける事も、しばしば。親や親族、先祖にも縁が深く、長男、長女でなくても親や親族、本家などを継ぐ人が多くいます。神棚やお仏壇、墓守を継ぐ人も多いようです。

◆とても頭が良いのですが、時折、非常に愚かしい行為をする事があります。それがまた、周囲の人から理解されにくいところでもあるのです。時に自分の力量以上の事を企画して、思わぬ失敗や損失を招いたりもしますので、どちらかというと経済人には向きません。また怜悧ではありますが、猜疑心が強いため、いざという時の決断は鈍い方です。

◆この星の人は意志強固なので、多少の事には動じません。けれど高慢、強情、剛腹のようでいて、一方では、とても細心です。つまり、強く、したたかではあっても、図太くはないのです。そのため、大きな事に動じない割には、小さな事でうろたえたりしてしまいます。もともと粗漏（そろう／おおざっぱ）な事を好まず、物事をキチンと始末したがる方なので、仕事の面では非常に信頼されます。

◆五黄土星が表すのは黄色い土。万物を巻き込み腐敗させる荒涼たる砂漠の砂。この星の人の持つ影響力は、いろんな意味で強大です。本人には自覚がなくても、周囲の人は、帝王の王気に巻き込まれずにはいられません。自分では大した事だと思わなくても、知らないうちに、周囲の人を傷つけたり、周囲の人に無理をさせたりしてしまいます。少しだけ我意を抑えて、周囲の言葉に耳を傾けてください。

◆帝王であるがゆえに、何かと頼りにされ、周りの人の世話が重荷になるかもしれませんが、心配しなくても、あなたが世話をした分だけ、ちゃんと自分に返ってきます。奉仕の精神を持つこと、ボランティア活動をすることが、運気アップの鍵です。

◆ただし何事も無理せず、ほどほどを心がけてください。

◆この年度の五黄土金星さんは震宮（しんきゅう・東）に座しています。

◆震宮は『震』という文字通り『振動してあらわれる勢いの宮』。自分の努力や才能が、ひろく社会に認められるという幸運の宮で、長年の願望を達成するチャンスです。

◆『勢いが振動して顕現する』という宮なので、この宮に生まれ星が入った年は、何か新規の計画に心が動かされるでしょう。幸運期にあるので、概してやってもよいのですが、深い計画もなく思いつきや勢いだけで新規ごとに手を出すのは禁物です。

◆『顕現の作用』から『隠れていた事が表面化する』という現象も起きてきます。陰で頑張っていた努力や、人知れず施していた善行が認められ、高く評価される事もありますが、隠していた古い悪事が露見したり、潜伏していた病気や長年もっていた持病が表面に現れて発病するなど、歓迎できない出来事も起きやすくなります。ですが運気は上昇期にあり、けっして前途は暗くはありません。誠意と勇気をもって対処して吉です。

◆この年度の五黄土星さんは、三碧木星さんっぽくなっています。三碧木星は『好奇心旺盛で元気で明るい小さな男の子』を表す星。好奇心や、やる気や元気が旺盛で、ひとところに留まっていられなくて、アレコレと手を出し、ウッカリやらかしてしまうことも、しばしば。そんな星の影響を受けるため、次々と新しい思い付きが湧いてきて、何もかもが出来そうな気がして、思い立ったらやらずにはいられなくなります。心が急いて、急かされるように色々と新しい計画を立てるでしょう。幸運期なので、おおむね上手く行くのですが、一辺にアレコレ手を出すと、いっぱいいっぱいになってしまいます。小さな男の子なので、あとあとまで考えが及ばないのですね。大きな計画の成功には時間がかかりますが、小さな計画なら比較的簡単に成功しますので、小さな成功を一つずつ積み重ねていってください。なお一旦は取り止めになった計画が、再び持ち上がる事があります。その場合は直ちに進めて吉です。

◆睡眠不足は運気を損ないます。たくさん眠ると運気がアップします。また、人と一緒にいる時間が長いと、気疲れしてしまいますので、ときおり一人の時間を作って、自分を癒してください。風邪と打ち身に注意。

◆今月の五黄土星さんは巽宮（そんきゅう・東南）に座しています。

◆先月に引き続いて幸運の月です。今まで積み重ねてきた努力が実りの時期を迎えます。月の前半は好調に運びますが、さらに新しい事を始めたり、新規の計画を立てようとしたり、いっぺんにアレコレと手を出すのはオススメできません。月の後半に変化が起きやすくなるので、手を広げすぎていると、あとの対処が大変です。住所も動きやすく、家庭内でも紛糾が起こったりするでしょう。突発的な災難や、人の嫉（ねた）み、謗（そし）りを受けるなど、運気的には好調で願望が叶いやすい反面、後半には『やり過ぎ』による反発などの波乱がありそう。

今月のキーワードは『勝って兜の緒を締めよ』。

好調子に調子に乗らずに、良い時にこそ慎重に構えて、落ち着いてチャンスを待ってください。あなたの持つ、いつもの慎重さを呼び起こす時です。安全、無難を選べば、たいがいは円く収まります。なお、ふいに発病する事があります。見かけより重い事がありますので注意してください。

【ラッキーアイテム】　香水、お香、扇子

【仕事運】運気的に良い時ではあるのですが、内心では仕事に行き詰まりを感じる頃かもしれません。職場でも中傷に傷つけられたり、突発的な災難に襲われたりなどして、今一つ好調子の波に乗れません。ここは一歩退いて、自分の周辺を守ってください。そうすれば、運気は次第に安定していくでしょう。書類や印鑑によるミスに気をつけて。

【金運】出費が重なって、ちょっとピンチ。特に恋愛面による出費が重なると、家族や友人と対立するおそれがあります。ここしばらくは金銭面の援助や協力は期待できません。自分のできる範囲での解決策を考えてください。

【試験運】試験運は良いのですが、ウッカリ大きなミスをしそう。気を引き締めてかかるも良し。また、この機会に、思い切って目標を変えるのも吉です。

【恋愛運】お互いの家庭や職場で、次々とイヤな問題が起こっています。あなた自身も人から誤解されたり、人から悪く言われたりして、悩み事が絶えません。不満を恋人にぶつけていると、思わぬ破局が訪れるおそれもありますので、デートの時は心を切り替えて、明るい会話を心がけてください。こんな時こそ、お互いを支え合いましょう。

フリーの人は、あなたの恋愛について、家族や周囲で一揉めあるかもしれません。特にご両親は、あなたを心配するあまり、言葉が過ぎることもありそう。衝突をエスカレートさせないためにも、ムキにならないようにクールさを心がけて。ご両親と（あるいは友人たちと）あなたとでは価値観が違うのです。けれど親身になってくれる人ほど、価値観の違いを理解できません。先輩からのアドバイスの一つと思って、ちょっとだけ耳を傾けるのもアリです。縁談は注意が必要。しっかり相手を観察してください。

【旅行運】旅行運自体は悪くないのですが、何より今は『新型コロナウイルスによる感染症』が問題になっていますので、旅行自体オススメできません。自分のお家から吉方位にある、人が密集しない公園へお散歩に行ったり、テイクアウトのお店があれば、飲食物をテイクアウトして、お家に持ち帰って食べたりするくらいが安全でしょう。他にも、自分のお家から吉方位のミネラルウォーターを飲んだり、吉方位にあるお店から雑貨や食料品をネットでお取り寄せする…とゆー手もあります。この時期、ご自分と、身近な人たちの命を守る行動が求められています。明けない夜はありません。今しばらくは、お気をつけて、お過ごしくださいね。

※青文字の方位：2020年度（2020年2月4日18:03から）の大凶方位

※今年度の大吉方位月：3月、12月

【四月四日(16：38)から五月五日(09：51)までの吉方位】

北：愛情や信頼を得る、家族運、健康運、貯金運、子宝運ＵＰ
東北：一発逆転、よい変化、財運、貯蓄運、不動産運、転職運、相続運、跡継ぎ運ＵＰ

【2020年度の大吉方位日】

3月7日、3月16日、3月25日、4月3日
（東南、北西）

12月13日、12月22日、12月31日
（東南、北西）

◆◆大吉方位日とは…◆◆
普段の三倍、運を取れる特別な日です。良い方位なら幸運が、悪い方位なら不運が、いつもより多く取れてしまいます。旅行や引っ越しは、ぜひ吉方へ。

＊＊＊方位を調べるのにオススメのサイト

諸説ありますので、コレが絶対…とは言えませんが、私の使う流派では、

方位線

偏角を考慮

長さ自動

　

のチェックボックスにチェックを入れて、

◆方位線の種類を『気学30/60°』

に変更して使っています。

ご参考に、ぜひぜひ〜。